ナットを取ったところの写真を見せたかったのですが、ブレちゃってました・・・。
今回は補強無し。接着&塗装で終わりの予定です。現在は塗装中です。
チューニングは緩めずに交換できました。通常のハムバッカーだと結構厳しいんですが、TV-Jonesはいけましたね。
こちらは、両方のPUを交換。一旦中から引きずり出して、これから交換です。
というわけで、ハムバッカーになりました。ポットは500Kのポットが装着されていたので、交換の必要はないでしょう^-^
今日も下地塗装です。
以前に当工房でリフィニッシュしたネックなのですが、ドライバーの先端で打痕をつけてしまったということで、タッチアップです。写真は一度タッチアップして、その後研磨して、塗装する前の状態です。
以前にも同じようなものがありましたが、そうです。現在タッチアップ中のネックです。このネックと同じく、ウレタンつや消し塗装をはがして、オールラッカー艶ありに変えていきます。
着色して下地塗装を1回吹いたところです。本当は今日、下地塗装を3、4回吹こうと思ったのですが、別の作業中にカッターで左手の親指を切ってしまいできなくなりました・・・。続きはまた明日ですね。
こんな感じに仕上げています。
今回のネック折れは保管していたら自然に折れたみたいなのですが、恐らくヘッド表側の化粧板が経年劣化で縮んで逃げ場がなくなった力が、ネックを折ったのでしょう。そんなことがあるんですね・・・^-^
ギターの内部配線に使うケーブルの音質をチェックするためのボックスを作ってみました。スイッチ等は使わず、極力純粋に配線の違いを聴きたいので回路はいたって単純!ジャックと配線のみです!いちいち差し替えるのはちょっと面倒ですが、致し方ないですね^-^
今回チェックした配線は、写真の上から、
”ホット線Beldenの1950年代配線材(型番不明)、アース線Belden30518(1950年代)” 真ん中が、
”ホット線アース線共にBelden8503” 一番下が
”ホット線アース線共にRemington Industries 22AWG
聞き比べた結果、個人的にはRemington Industriesが良かったです。輪郭があってスッキリしていました。なかなか面白いです^-^
ナット交換もするので、とりあえず外します。ナットを外す作業というのも実はそれなりの技術が必要なのです。ナット廻りの塗装がきれいに残っているのがわかると思います。何も考えずに外そうとすると・・・どえらいことになります^-^
今回このギターにシンクロナイズドトレモロユニットを装着しようということで、色々寸法を測ると、ギリギリいける・・・ということでなかなか難しい作業になりそうです^-^
フレットバリ取りは終わっています。
見た目は何も変わりませんが、進んでいます。梅雨に入り最近は雨の降る日が増えてきたので、塗装作業も慎重にする必要があります。湿度が高いと、塗料を吹き付けるときに、空気中にある水分と混ざって白く濁ってしまうので、工房を締め切った状態で除湿して、湿度が55%以下程度になってから塗装しております。ですので、工房に来店いただくタイミングによっては外気温が低くても、除湿するので寒いことがあります。私の体がHOTになってているわけではないのです~^-^
梱包する時のコツを教えておきますね^-^ 基本的にはケースの中でギターが動かないようにするのですがいくつかコツもあります。今回は新聞紙ですが、ラッカー系の塗料の場合は新聞紙のインクと反応する可能性もありますので、新聞紙以外の紙材を使ったほうが無難です。※今回はウレタン塗装のギター(オービル・バイギブ)です。
まず新聞紙をどのように入れるかですが、ボディが横方向に動く場合は、くびれのところに詰めます。縦方向にも動く場合は、エンド部分やショルダー部分に入れるのが良いでしょう。弦を張ったまま送る場合は指板(フレット)と弦の間に新聞紙を滑らせながら入れておきます。そして最後に、ボディブリッジ部分に新聞紙を軽く丸めたものを載せます。ボディだけでは不十分な場合はナット付近ネックサポート部辺りにも軽く丸めて入れておきます。あまりぎっちり入れなくても大丈夫です。ケースの蓋で新聞紙が軽く抑えられるぐらいでいいと思います。
そして、最後のコツは、ヘッド部分には何も入れないということです。ここに入れてしまうと、万が一何らかの強い衝撃があった時に、ネックが折れるかもしれません・・・。
今回はネックサポートの部分に、フェルトを置いてあります。ちょうど修復した辺りですので、補修した塗料(ラッカー塗装)とケースが反応しないようにしてあります。
というわけで、最後にケースをプチプチでくるんでおしまいです。配送業者さんが持ちやすいように取っ手は使えるようにしておくと良いでしょう。配送業者さんも人ですので、持ちにくければ事故が起きやすくなるので、その辺も考慮してあげると完璧です^-^
インレタを貼って、トップコート中です^-^
埋め木しています。もう一か所これから埋めていきます。
FishmanのハムバッカーPUに交換です。フィッシュマンのエレキ用PUって、ちょっと珍しいですよね?でもなんかいい感じの音ですよ^-^アクティブなので電池のスペースが必要ですが、コントロールキャビティに収まりました。弦アースは写真では外してありますが、歪ませて音出ししたらやはり必要そうだったのであとから追加しております。弦高調整など調整もしてあります。
とりあえず、ナット外して接着剤を取り除き、フレットのエッジ処理をして磨いてあります。これからナット、サドル製作していきます。
ブリッジピンの穴が広くて、出来合いのブリッジピンだとスカスカに緩いので一回埋めて穴開けなおしています。これで何とかなるのですが、ブリッジピンを水牛の角に交換するので、一本一本ブリッジピンの穴を合わせて開けています。水牛の角に限らず、牛骨や象牙などのブリッジピンは一本一本若干サイズが違うことがあるので、ピンに番号をつけて各弦専用のピンにしたほうがいいです。
今回のナット交換は、弦の溝切の位置を変更したいということでのご依頼です。6弦をもっと外側(6弦エッジ側)に寄せたほうが親指で押弦できるので演奏の幅が広がります。実は私がアコギのナット交換する場合は、大抵6弦をエッジ側に寄せて溝を切っています。そして、1弦側を少し中に入れます。このほうが断然弾きやすいです。※何でもかんでも上記のようにするわけではないですので・・・
弦高調整もしたのですが、サドルの底面ではなく、上面を削っています。なぜかと言いますと、このガットギターは指板にR20inchのラウンド指板になっているのですが、サドルはほぼフラットに作られていたので、非常にバランスが悪く弾きずらいので、サドルにRを付けつつ弦高を下げております。
相変わらず代わり映えはないですが、塗装乾燥中です。
1970年代の日本製のギターです。かなり汚れてはいますが、損傷はほとんどないので、直して調整していけばまだまだ使えそうです。
弦のゲージはエクストラライトを張っています。フレットの高さがほとんどないというのもありますし、ギター初心者の方が使われるので、とにかく弾きやすいように、それでいて音がしっかり出るポイントぐらいの弦高にしてあります^-^ケース待ちです。
ナット、サドル交換なのになぜペグを分解している写真なんだと思うかもしれませんが、ペグの動きが渋いので、チェックしてみたところ色々問題があったので、分解して直しています。そもそもまずペグが取れないという状態でしたね。要はペグのポストがきつくはまっていて、ペグの動きが渋いのと、トルク調整ビスのワッシャーが軸に収まっていない状態なのが3個あったので、この辺を直しております。これでスムーズにチューニングできます^-^
もちろんナット、サドルも交換してあります。
ピカーって感じになりました。ペグの到着待ちです。
ペグが到着したので完了です。こんな感じ^-^
フレットすり合わせとジャック交換、メンテナンスです。ジャック交換と電気パーツの洗浄が終わって、すり合わせをしているところです。すり合わせをするのにペグを外すのですが、ペグには弦のクセ(跡)が付いているので、外す際は元の状態に戻すために番号をふっておきます。
すり合わせ作業は削りすぎず、削らなさすぎずという感じなのです・・・。完璧に削れればそれに越したことはないのですが、フレットが低くなって弾きにくくなるのもいまいちなので少しずつ悩みながら作業しています・・・^-^
既に作業完了しているアコギのギグバッグが届きました。商品チェックのためギターを入れてみます・・・いい感じです。
このケースは"Gator"というメーカーのアコギ用です。しっかりしていて悪くないです。しかも安い!¥7,000(税込)です。必要な方はいつでもお申し付けくださいませ~!
これは何かというと、ハンダです・・・。7種類・・・。試してみたいが、どう試すか・・・前みたいに箱にジャックを付けて、ハンダを替えて配線をハンダ付けしていこうかなと今は考えています。ハンダの違いによる音質をチェックする箱、完成したらまたお知らせいたします。
ちなみにこのハンダはオーディオ向けとかそういうものではなく、ギターやベース、マイクなど楽器向けに開発されたものです。おもしろそうです・・・^-^