2024/1/6 Gibson LP(リフレット)

 2024年が始まっています。いきなりですがハードな作業・・・フレットの溝は接着剤で埋まっていたので、この接着剤を取り除くのにほぼ2日かかっています。ネックの状態も悪くて、指板修正も一苦労・・・13Fと14Fの1弦側が全然削れないので、困りましたがなんとかしております。フレットの溝は広すぎてブカブカなので、フレットは例の如く、細工をして打っております。

 フレットの整形、研磨まで終わっています。残すはナット製作、全体調整です。明日完了予定になります。

 

2024/1/7 Gibson LP(リフレット 完了)

 完了です。色々大変でしたが、今回もいい感じに仕上がったと思います。トラスロッドの効き幅も回復して、あと180度程度回すことができます。前日にも書きましたが、13,14F付近の1弦側が全然削れていかないので、このまま何も考えずに削っていくと、ポジションマークが無くなってしまうので、フレットが乗っかる部分だけ盛り上げてから削っています。ですので、フレットのレベルは真っすぐになっております。

 

指板形状:1FでR10inchの円錐(最終フレットで約R13inch)フレットサイズ:Jescar FW55095-NS ナット:牛骨ワックス

 

2024/1/15 Gibson Explorer(リフレットなど)

 ギブソンが続きます。トラスロッドの調整ナット部分が締め込みすぎでおかしくなっていたのですが、その部分についてはすでに修復済みです。ただそれにしても効き幅が狭いのが気にはなりますが、とりあえずリフレットしていきます。

 かなり順反りなので、指板修正でポジションマークが無くなってしまわないようにすべてのポジションマークを取り外しております。例によってギブソンはフレットの溝の中が接着剤で埋まっているので、頑張って取り除いている最中でございます・・・。

 

2024/1/23 Gibson Explorer(リフレットなど 続き)

 指板修正からフレット打ちまでです。指板修正の途中でポジションマークを戻しています。今後のことも考えて、ポジションマークは取り外せるように、ニカワで接着しております。

 

2024/1/24 Gibson Explorer(リフレットなど 完了)

 完了です。かなり大きく順反りでしたので、どうなることかと思いましたが終わってみたらめちゃめちゃいい感じ^-^心配していたトラスロッドの効き幅についても全く問題ないですね。順反りすぎていて、効いてるんだか効いていないんだかよくわからなかったみたいでした。ポジションマークはニカワ接着なので、何となくビンテージ感も残しつつきれいに仕上がりました~

 

指板形状:1FでR10inchの円錐(最終フレット約R13inch)フレットサイズ:Jescar FW55090-NS ナット:牛骨ワックス

 

2024/1/31 Gibson LP(リフレットなど)

 左利き用です。左利きだからといってもやることは変わりませんが、ナットを作るときに、うぉっ!てなりますね。

 今回もネックがかなり順反りなのですが、ポジションマークは取り外さないことにしました。取ろうと思えば取れると思うのですが、ちょっと指板をえぐらないと無理かな~という感じでしたのでこのままいきます。それもそうなんですが、相変わらずフレットの溝は接着剤で埋まっていますね・・・。